
道工具・治具その3
ベルトサンダーテーブル |
画像は、完成した手持式ベルトサンダー補助テーブルですが、
のほほんさんが、「手押しベルトサンダー」と、ネーミングして
下さいました のほほんさん、ありがとうございます
ベルトは、時計方向に回転しますので、材をフェンスに押し付けながら右から左に送り研磨します・・・まさしく手押しです
補助テーブル寸法 W:585 D:135 H:230mm
平成18年12月10日作製 |
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画像は、手持式ベルトサンダーの通常の使用方法です |
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クランプが付属していますので、画像のように作業台に固定して使用することもできます
ベルトが高速で回転するため、オービタルサンダーや、ランダムアクションサンダーに比べ、研磨力は格段に強いのですが・・・ |
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研磨力の強い分、余程慎重にしないかぎり、すぐに画像のように直角が狂ったり、段差がついてしまいます
オービタルサンダーの研磨力の弱さからくる辛気臭さを解消するため、購入したものの、あまり使うこともありませんでした
もちろん腕も悪いのですが・・・いくら激安品とはいえ、このままでは、めちゃもったいないと思い・・・
♪寝ても覚めて~も ただベルトサンダ~だけ~♪(古ぅ~~)
構想数日、現物合わせでの製作1日、ようやく補助テーブルの完成まで漕ぎ着けることができました 以下は、製作過程です |
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<製作過程>
画像は、ベルトサンダー補助テーブルの構成部材です
SPFの1×4材と、同2×4材を用いています
画像には、集成材も写っていますが、厚みが少し違っていたため、組立時に全てSPF材に変更しました |
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画像は、躯体の組立が完成した状況ですが、全てスリムビスだけで固定しています |
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完成した躯体を、ベルトサンダーに被せるようにセットし、3本のボルトで固定します
固定ボルト近くにある3箇所の穴は、失敗穴??
いいえ・・・・・気持だけの吸気穴で~す |
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ベルトサンダーへの固定は、画像のように3箇所に埋め込んだ鬼目ナットとM6ボルトにより行っています
下の2箇所は、付属クランプの固定用穴を利用していますが、残る1箇所は、本体のカバー固定用ねじ穴を利用しています
3箇所の穴を拡大し、ねじ込み式の鬼目ナットを、瞬間接着剤も使い固定しています |
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前後に天板(フローリング材で作ったもの)を、取付します
天板の高さ調整が少し難しかったのですが、天板裏面を
サンダーで少しずつ削り、調整しました |
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フェンスを取付して完成です(クリックで拡大します)
ベルト交換も、補助テーブルにセットしたままできます |

クリックで拡大します |
画像は、補助テーブル裏面の状況ですが、このままの状態で集塵袋の取付、取外しもできます
マウスオン画像は、滑り止めに、ゴムシートを貼り付けした底面の状況です |

ロールオーバー画像 |
3本のボルトを外すと、画像のように分解できますので、手持式としても使うことができますが、私の腕では取り外しての使用は、ほとんどないと思っています(泣) |

ロールオーバー画像 |
ベルトを外して、ベースプレートと、フェンスの直角確認を行っている状況です |
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早速、研磨してみました 画像は、研磨した1×4材、木端の直角確認をしている状況ですが、うまく研磨でき大満足です
もっとも、ベルト幅は75mmしかありませんので、幅の広い材の研磨は、1回ではできませんが、2回で研磨できる幅の材
(概ね140mm以内)なら、なんとか段差もつかずに削れそう
です |
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補助テーブルにセットした状態では、本体のスイッチ操作が困難なため、スイッチを入れっ放しにしておき、壁面にスイッチ連動コンセントを取付しました
画像の、上のコンセントがスイッチ連動、下は通常のコンセント |
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