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トリマーテーブル改良

トリマーテーブル改良

画像は、改良の終わったトリマーテーブルですが、変更点は、トリマーを取替したのと、脚部を少し短くしただけなので、改良と言えるかどうか?

マウスオン画像は、改良前のトリマーテーブルです


W:500 D:400 (変更なし)

H:285mm(改良前:310mm)


改良前のトリマーテーブルはここ


                     平成20年5月9日改良
改良前のトリマーテーブル
ロールオーバー画像
(保有しているトリマー3台)

これまでトリマーテーブルには、左端の激安品を付けていたのですが、最近音が大きくなってきたように感じていたため、手持ち作業用に使っていた中央のトリマーTR−60(これも激安品ですが)に、取替することにしました

そうすると、手持ちで作業する際のトリマーがなくなるので、右端のリョービTREー55を先日ネットで購入したため、3台になりました

今回テーブルに取付したTR−60は、背が低い(元のより約4cm、TRE−55より約5cm低い)ので、テーブルの脚部を短くできることも改良に踏み切った理由です
保有しているトリマー3台

取替前後のトリマーでは、ベースプレートのサイズや厚みが異なるため、テーブルに取付するトリマーを用いて天板裏面を加工している状況です

自分が収まることになる穴を掘っていると知ってか?TR−60、いつも以上に快調でした・・・と、思ったのは気のせいですよね?
天板裏面を加工している状況


で、トリマーの取替が完了した状況ですが、固定方法は全く変更していません
トリマーの取替が終わった状況

ところが・・・と、言うよりか当然ですが、トリマーを最上部にしてもコレット先端は、天板よりかなり沈んでしまいます

これでは、ビット出代が不足する場合が生じるので、前回同様ホルダーを改造することにしました
天板とコレットの位置関係

ホルダーのトリマーガイド取付部分を、画像のように切り取りました

前回は、大きめのドリルで一発で切り取りましたが、今回は細いドリルで周囲に穴を無数に開け、四角に切り取った分、時間もかかりましたが、ホルダー内面もきれいに切り取ることができました

これで、前回同様、コレットがベースプレートから、にゅ〜〜っと、頭を出すはず・・・・

トリマーガイド取付部分を切り取った状況


ところが、なんとしたことか、コレット、少しも頭を見せてくれません
れれっ??
ベースプレートとコレットの位置関係

それもそのはず・・・画像はトリマーとホルダーを並べてみた状況ですが、矢印の部分が当たってしまうんです

もちろんこの部分を削ることもできますが、それをやるとホルダーの把持力が落ちてしまうので、さすがにそれはやめました

前回の大成功?例があったので、迷うことなくトリマーガイド取付部を切り取ったのに、ビット出代は数mmしか稼げませんでした

マウスオン画像は、トリマーガイド取付部切り取り前の状況ですが、この状態をよく観察しておけば、無駄なことをする必要はなかったのに・・・と、悔やんでも後の祭です(こればっかり)

トリマーガイド取付部切り取り前の状況
ロールオーバー画像

でも、本当はそんなに悲観する必要は全くないんです

画像は、ボーズ面ビットをコレットの最奥まで差し込み、トリマーをいっぱいに上げた状況ですが、ビットのほぼ全体がテーブル面まで上がりますので、これで十分なんです

苦労してホルダーを改造した甲斐はあったので、まあよしとしましょう
ボーズ面ビットを取付た状況


トリマーの背が低くなった分、テーブル脚部も、もう少し短くすることにしました。画像は短くする前の状況です
脚部切断前の状況

今回も前回同様に簡易テーブルソーと定寸カット治具を用いたのでカットは簡単です

ただ、相欠き継ぎの貫があるのでカットは25mmだけにしました
脚部切断中
改良の終わったトリマーテーブルを作業台にクランプで固定した状況ですが、通常この状態で使用します。25mm低くしただけですが、これであまり無理なく作業できるようになりました

今回取付したTR−60は、激安品ですがソフトスタートなので起動時の振動は少ないのですが、回転が上がるとかなり振動します。もっとも加工に影響を及ぼすほどではなく、手持ちで使う場合に比べると・・・ですが・・・

これは、ベースプレート部分だけでテーブルに固定しているため、トリマー固有の振動がフリーになったホルダーにもろに伝わることによるものなので、ホルダーになにか貼り付けたいと思っています


(参考)
テーブル面の地上高さ:約1,080mm
トリマーテーブルの固定状況
<振動対策>

トリマーテーブルの振動対策として、とりあえず100均で買った防振ゴムを、ホルダーに貼り付けてみた状況です

結果・・・・・全くと言っていいほど効果はありませんでした
防振ゴムを貼り付けた状況

でも、これは予想どおりの結果だったので、次に画像のような鉛テープを買ってきました

幅50mm×長さ1,000mm、厚さ0.3mmのもので700円弱でした
鉛テープ
これを、画像のようにホルダーに二重貼りするとともに、トリマー本体にも貼り付けてみました

結果・・・振動は大幅に軽減されたので使い易くなりました
とは言うものの・・・やっぱりトリマーは手持ちで使用する電動工具だと思います

剛性のさほどないと思われるホルダーを中核に置くトリマーは、
「あなたのサポートなくして能力をフルに発揮させようとするのは酷ですよっ」と、訴えているように思えてなりません・・・

ん〜〜む!やっぱりルーターが要るかな?(苦笑)

                         平成20年7月18日
鉛テープを貼り付けた状況
<小改良(マイターゲージ設置)>

天板にアルミ製スロットバーを埋め込み、マイターゲージ(簡易テーブルソーで以前使っていたのを加工したもの)を使えるようにしました

使う機会はあまりないので、ないよりはあった方がまし程度のものだと思います






                         平成20年8月8日
ガイド溝&マイターゲージ追加

でも、折角作ったので木口のボーズ面取り加工をやってみます。こういった加工にはマイターゲージのあった方がやりやすいですね?

欠けを防止するため、加工材とマイターゲージの間に捨て板を挟んでいます
加工材をセットした状況

木口のボーズ面加工が完了した状況です。これまでこういった加工は、ほとんどハンドで行っていましたが、これなら十分使えそうです
木口のボーズ面加工状況

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