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木工作品その3

ガーデンシェッド

木工を始めた当初は、ずっと青空木工だったので、作業
場所と工具を収納している物置が約10m離れていたため
工具の準備、片付けに時間を要していました

このため、作業場の横に工具収納庫を作ることにしましたが
将来工房を作る際の練習にと、本格的?なガーデンシェッド
を作ることにしました

この年の年末は雪がよく降り、基礎を施工した日も雪解け
水で地面がジュクジュクでしたが、長靴を履き作業しました

画像は、遣り方を建て、水糸も張ってから基礎になる部分
に砕石を敷き、左上方に見えている自作タンパーで砕石を
突き固めた状況です
ガーデンシェッド基礎



基礎には施工の容易なブロックを用いましたが、水平だけは
入念にチェックしながら作業をすすめました
ガーデンシェッド基礎ブロック



連日のように雪が降り、中々作業を進められませんでしたが
ようやく、晴れ間がのぞいたので、基礎ブロックの上に土台と
なる防腐処理済2×4材に、さらに防腐剤を塗ったものを取付
しました


火打ち土台も4隅に取り付けてます
ガーデンシェッド土台



例によっていきなり構造部材の立ち上げ完了画像です


構造部材には当初2バイ材を使用しようと思ったのですが
貧乏木工の私には、価格的に折り合わず、結局束売りの
荒材で組み上げました


開口部になる部分は、寸5(45mm角)、それ以外の部分
には、寸3(39mm角)の荒材を、工法のみ2×4工法で
組んでいます


下げ振りや水平器を使い、仮の筋交いも入れながら慎重に
立ち上げました








             施工日:平成17年12月26日
躯体完了画像


時折、雪のちらつく寒い一日でしたが、構造用合板の
全てと、屋根の野地板用のコンパネ取付も完了し、
シートを巻いてこの日の作業を終了しました


扉はまだ付けてませんが、シートを巻いた中に、道具を
しまっておけるようになったので、片付けも早くできる
ようになりました
壁材取付完了画像


屋根材にも杉板を用いるため、防水にはリフォームの際に
余っていたルーフィングを2枚重ねで貼りました
屋根のルーフィング


扉の取付も完了したので、防水処理に、これもリフォームの
際に余っていたフェルトを貼り付けました


これで、少々の雨や雪には耐えられると思いますので、
この状態で新春を迎えることにし、この年の作業を終了
しました








                施工日:平成17年12月30日
外壁の防水処理完了


年末年始休んでいたガーデンシェッドの製作に、再び取り
かかったのは、正月5日でしたが、雪が降ったりやんだり
の日が多く、作業は全く捗りませんでした


それでも天気の悪い日は、内部の棚板取付等をを行い、
なんとか、杉板によるサイディングも完了し、塗装を残して
本体が完成したのは、正月11日になっていました






                  平成18年1月11日
ガーデンシェッド本体完成


サイディングおよび屋根板に用いた杉板が乾燥するまで
1泊2日での旅行も含み、1週間以上置いてから塗装しま
した(スローライフたるゆえんでしょっ?)


壁には水性のガーデン用ステイン(防虫、防腐剤)の
チークを2度塗りにするとともに、屋根には水性ペンキを
4度塗りしました


これで完成ですが、電源がありませんので、この後、電気
工事を実施しました




   外形寸法
    W:1800  D:800  H:2200

                    平成18年1月20日完成
ガーデンシェッド完成画像



ガーデンシェッド風の工具収納庫左側部分への工具類の
収納状況です


マウスオンで右側部分の画像に変わります
右側部分の収納状況
ロールオーバー画像


コンセントは、壁面と収納庫内に1箇所ずつ設けています
屋外用コンセント  収納庫内のコンセント

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