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木工作品その1

T V 台



簡易テーブルソーおよびその治具類を作成してすぐに
精度を確認するため作ったのが、このTV台ですので
言わば私の木工処女作のようなものです


2×4材を50mmに挽き割ったものを脚部に、残った
分を幕板と貫に使用しています


扉の框は1×4材を30mmに挽き割ったものを、留め
加工するとともに、トリマーで銀杏面取りをしています
が、画像ではほとんどわかりませんね?


鏡板には有り合わせのベニヤを用いましたが、完成後
「なんで、せめてシナベニヤにせえへんかってん?」
と、後悔しましたが、後の祭でした


天板および内部棚には、例によってリフォームの際に
余ったフローリング材を用いましたが、この部分のみ
単純にビス留めしています


継手は、練習を兼ねて、ほぞ組とダボを半分ずつ
取り入れてみました
側板および裏板はあえて省略し、
油性ニスを2度塗り
して完成としました



自作の簡易テーブルソーおよびその治具類をフル活用
し、その精度に自己満足もしましたが、木工の魅力に
とりつかれてしまったのもこの処女作でした


W:480 D:400 H:400mm








                平成17年7月製作
TV台完成画像
TV台の扉を開いた状況

シングルベッド

TV台の製作で、木工のドツボにはまってしまい、
次に作ったのがシングルベッドです

CADで作成した図面を基に、2×4および2×6を、
大胆かつ慎重に切断しましたが、もちろんスライド
丸のこは持っていませんから、全て手挽きのこと
丸のこで行いました

継手は、今回もホゾとダボを入り混じらせています
(荷重のかかる部分はホゾ、そうでない部分はダボ)

写真はヘッドボード部分の組立が完了し、ボンド付け
している状況ですが、長いクランプを持っていない
ため、紐で緊縛して翌朝まで置きました
ヘッドボード圧着中画像
でっ、いきなり各部材の加工完了画像です 
デジカメは近くに置いてあるのに、いつも撮るのを
忘れてしまいます

んっ?スローライフ木工なのになんで撮るのを忘れ
るの?ですってっ?・・・そりゃまぁあなた、いろいろ
ありますからねぇ!この頃は完璧な青空木工で、
猛暑の中、玄翁とノミでひたすらホゾ穴を開けまし
たが、第一、人様にお見せできるような製作過程
じゃないんですもんっ!

そんな訳で写真が少ないのですが、想像もしてみて
下さい この長くて幅の広い2×6材のホゾ加工を。。

足より低い位置に置いた材を、手挽きのこでシコシコ
挽く時の腰の痛いことっ!何度休憩したことか・・・

でもなんとか加工もでき、仮組がうまくいった時の
感動は腰の痛みも吹っ飛ぶほどですね?

圧縮して見にくい写真ですが、奥からヘッドボード、
フットボード、側板(幕板)の各部材です
ベッド部材完了画像




側板とヘッドボードおよびフットボードの継手部分は
荷重がかかるので、ホゾ組にしていますが、分解が
可能なようにボンド付けはしていません

このため、抜け止めにコーナー金具を4箇所に取付
しています(完成後は全く見えない位置)
強度を心配しましたが、ビクともしません

マウスオンにより、その状況をご覧いただけます

スノコの根太を受ける根太受けは、ボンド+ビス留め
により固定しました
抜け止め金具
ロールオーバー画像


完成画像です スノコには、12mm厚の杉板を
約10mmの間隔を開けビス留めしています

塗装は、油性ニスのクリアを2回塗りしてます


幅:1100mm  長さ:2080mm  高さ:400mm
(ヘッドボードの上部は、H:520mm)








                 平成17年8月製作
ベッド完成画像

屋外用椅子



木工3作目は、手ごろなところで屋外用の椅子を
2×4材で作ってみました

脚には、2×4材を50mmに挽き割ったものを用い、
残りの分で幕板および貫にしています

幕板はホゾ組ですが、貫はダボで継ぎました

座板は12mm厚の杉板を均等にビス留めしています

屋外用ですのでガーデン用ステイン(防虫、防腐剤)
のクリアを2度塗りしています


躯体の寸法
W:400 D:400 H:700mm 座面まで400mm 
屋外用椅子完成画像





背もたれには1×4材を、やや傾斜をつけてホゾ組
するとともに、背の当たる部分を少しだけ削り込み
しています












                  平成17年8月製作
屋外用椅子の背もたれの様子

ベ ン チ


例によって2×4材による作品ですが、椅子に
続いてベンチを作ってみました

継手は、中貫以外は全てホゾ組しています

幕板と貫には2×4の半割を、脚には60mm幅に
カットしたものを用い、残った分で中貫にしています
ので、躯体の材料は2×4の6フィート2本だけです


躯体の寸法
   W:1200 D:350 H:400mm 
ベンチ躯体完成画像



座板には12mm厚の杉板(長さ360mm)を、
7mmの間隔を開けビス留めしています


塗装には、水性のガーデン用透明ステイン
(防虫防腐剤)を用いています
ベンチ完成画像


このベンチを見た人から製作依頼があり、この後
同じものを6台作りましたが、今また1台頼まれて
います

でも、引き受ける際は、「納期を言わないのなら」
という条件付きで引き受けますので、作るのは
いつになることやら

2バイ材と杉板で作ってるから、軽くて持ち運び
やすいのがいいのかなぁ・・・??





        製作年月&製作台数
              平成17年8月  1台
              平成18年2月  4台
              平成18年6月  2台

               (計7台)
自治会に納めたベンチ4台
ロールオーバー画像

8台目の製作依頼を受けてから20日余り、ようやく
製作に取り掛かりましたが、それでなくても
スローライフ木工なのに、雨の日が多くて中々捗り
ませんでした 

画像は完成直後に撮った8台目のベンチです

今回は工程毎の写真を撮りながら作業しましたので
詳細製作過程をUPしました

                   平成18年9月18日


詳細製作過程へ
8台目のベンチ完成画像

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