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スローライフ木工Q&A集
メールでご質問のあった中から抜粋し、順不同でご紹介しています

1.簡易テーブルソー関連
Q1 スロットバー、ポリエチレン製バーの購入先、性能について
A1 スロットバーおよびポリエチレン製バーは、オフ・コーポレイションで購入したものです

スロットバーとUHMWとのガタは、私の許容範囲と言うよりか、 ホームセンターで販売されている安価なテーブルソーのマイターゲージより、はるかに少ないと思います
残念ながら高級機のマイターゲージには触れたことがないので、わかりませんが、自作機のクリアランスとしては十分だと思っています

ただ、UHMW製バーは、先端や末端が上部に反ってくるので、現在は木製に変更していますが、木製は湿度により膨張、収縮し、 動きが悪くなったり、ガタが大きくなることがあるため、次回改良する際は、同じくオフコから販売されているアルミ製のTスロットバーに変更したいと思っています

UHMW製バー  木製バー


Q2 マイターゲージのガイドバー長さについて
A2 マイターゲージのガイドバー長さについては、当然長い程ガタツキは少ないと思うのですが、短い方が使い勝手がいいので迷いました。・・・最終的には適当に決めました

丸のこテーブル作製当初は木製でスタートしたため、長めに作っておき、少しずつ短くしていき、現在の長さになりました
参考までに、現在の長さは、概ね30cmですので、テーブルの奥行き長さ(約50cm)×0.6程度になっています


Q3 縦挽きをうまくするコツ、ノウハウ
A3 私の縦挽き用フェンスは、1×4材で作った極単純なものですが、留意している点は次のとおりです

@とにかくフェンスと天板に材を押し付けることを心掛け、材を押してやる
Aのこ刃を必要以上に出さないこと(もちろん手がのこ刃に触れないように十二分に注意すること)

Bフェンスは、のこ刃と平行にするのがよさそうに思われますが、のこ刃の後部を手前より気持ちだけ広く(1mm以内)した方が、キックバックの危険性も少なく 挽き割り易いと思います(製材所に勤めていた知人も同じことを言ってました)

これだけのことで、これまで数多くやってきた6フィートの縦挽きで失敗したことはありません。慣れるまでは、少し短いもの(60cm以下位)で、繰り返し挽き割ってみられてはいかがでしょうか?


Q4 丸のこ固定方法、金具について
A4 以前は、丸のこのベースプレートに穴を開け(または拡大し)、天板にM6皿ボルトで固定していました
取付強度はあるのですが、融通がきかないため、ガイド溝との平行調整等微調整が難しいのであまりおすすめできません

現在は、平鋼板(厚み3.0mm幅16mm)を用いて自作した金具により固定しています
丸のこ固定方法  自作の固定金具

H24年12月18日Q&A追加↓

Q5 ブレーキ回路について(3路スイッチを追加し、改造したが、丸のこが中々停まらない)
A5 丸のこのブレーキは、回生電力を利用した回生ブレーキになっている(と、思われる)ので、ブレーキ回路を引き出すことにより、電線での電圧降下が発生するため、電線が細かったり、長い場合は、この電圧降下が大きくなり、ブレーキの効きが悪くなる可能性があります。また、接続箇所での接触抵抗が大きい場合も同様の状態にになると思います。

これを防止するには、電線は、電源コードの太さ以上のものを使用し、半田付けや圧着接続等で確実に接続するとともに、極力短くする必要があります。ちなみに私は、電源コードと同じ太さの電線を、圧着接続で引き出し、簡易テーブルソー前面に3路スイッチを設けていますが、スイッチを押すと、ほぼ瞬時(約0.5秒後)に停まります。ただ、以前使用していた丸のこは、元々ブレーキの効きが少し悪かったのが、改造により、さらに悪くなったので、丸のこの性能によるところもかなりあると思います。


簡易テーブルソーのブレーキ作動状況を、ユーチューブにUPしましたので、音声をONにしてご覧下さい。

簡易テーブルソーのブレーキ作動状況


2.図面関連
Q1 木工作品(ベッド、ベンチ等)の図面について
A1 木工作品については、無料ソフトのJWCADで簡単な図面を作成し、それをもとに製作したのですが・・・残念ながら、その図面は、今は全く手元にありません

(理由)
PCが故障したので修理に出す際、HDを全て消去してしまいました。重要なデータはバックアップしてたのですが、CADデータは、既に作品化 してたこともあり、残念ながらバックアップは取ってませんでした
そんな訳で図面をお送りすることができません。お役に立てずまことに申し訳ございません。でも、図面をご自分で書いてから製作する方が、より達成感を味わえると思います。図面はフリーハンドで十分だと思います


Q2 植木鉢ラックの木取図について
A2 木工作品の場合は、通常CADで図面や木取図を書いたうえで製作することが多いのですが・・・ 植木鉢ラックについては、ご覧のとおりビス留めだけの簡単な構造なので、2台目作製のところで書かせていただいているとおり、図面も書かずに作ったので、残念ながら木取図はありません

画像を見ていただくと概ねの構造や、2×4材と1×4材の使い分けもおわかりいただけると思います
概寸は、HPに記載したとおりですが、設置場所に応じて自由に作れるのはDIYならですよねっ


3.その他DIY関連
Q1 レンジフードの塗装について
A1 レンジフードの塗装は、H11年とH17年の2回施し、いずれも水性ペイントのホワイト系を用いました。油性の方が仕上がりがきれいだと思うのですが、水性で塗ったシステムキッチンと同色にしたかったので水性を用いました

本当は、耐熱塗料がベターなのでしょうが、我家はIHクッキングヒーターなので熱の心配はあまりないため、色を優先させました。ちなみに、ガスレンジを使っている娘宅のレンジフードも塗装したことがあるのですが、水性ペイントを用いました。熱による劣化等の問題は全くありませんので耐熱塗料でなくても大丈夫なようです

私がやった塗装方法ですが、
@レンジフード全面に軽くサンドペーパーをかけます
A塗りたくない部分を丁寧に養生します(マスキングテープは極力高価な方が操作パネル等の表面を傷めないと思います)
Bいよいよ塗装を行います。私は刷毛で塗りましたが、ローラーを用いた方が簡単かもしれません。ただ、ローラーは刷毛以上にボタ落ちするので、下部への十分な養生が必要だと思います

いずれにしても、決して1度で仕上げようとせず、薄めに何回も塗り重ねるのが肝要だと思います。その点では水性の方が乾燥時間が短いので楽かも しれませんねっ


Q2 繊維壁の施工について
A2 先ず、家具類の移動ですが、私は部屋の中央に移動 しました。次に、既設壁の清掃を行い、下地補強スプレーをかけます。後は繊維壁の袋に記載されているとおりに水で練り合わせ、 コテでひたすら塗り付けるだけですが、多少のコテムラは乾燥するとほとんど目立たなくなるので、あまり気にせず極力薄めに塗りつけるようにすればいいと思います

畳の養生は必ずしてから施工下さい。慣れるまでは結構落とすと思います。それと、先ずは家具の裏になる部分等、目立たない箇所から始めるといいと思います

ちなみに私が使用した繊維壁は、下記サイトの「若椛No3」です
http://www.kateikagaku.co.jp/catalogue/senikabe.htm


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