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その他のDIYー4

トラクター車庫
愛車(機)のトラクター(20HP)車庫が完成した状況です

これまでトラクターは、野晒し状態でエンジン部分にのみシートをかけていましたが、シートをかけるのは面倒だし、エンジンの冷めるのを待つ必要があるため、めちゃ不便でした

そこで作業場を作ったのと同様の方法で車庫を作ることにしたものです

これで概ねトラクター全体を収められますが、ロータリーの一部は屋根から外れています

概寸:2.7m×3.0m  高さ:2.1〜2.6m


                      平成21年12月4日完成
完成したトラクター車庫
(製作過程)

穴掘り等、施工途中の写真を撮る余裕がなかったため、画像は、単管パイプ(Φ48.6mm)による躯体が既に完成した状況です

作業場の製作で一度経験していたのと、穴掘りは前日に済ませていたこともあり、躯体の組み上げ(立て)は2時間かかりませんでした。もちろん私一人だけで施工しました

敷地境界付近に設置したので、後方に写ってるのは隣家で、左側に実家があります
単管パイプによる躯体組み立て完了

単管パイプの地際の状況ですが、4本ともコンクリート根巻きしています

下げ振りや水平器を用い垂直に建てることが肝要ですねっ
コンクリート根巻き状況

写真を撮っていないので、地中部分の施工状況をイメージ図でご紹介します

柱の強度を補うため、柱に用いたのと同じ単管パイプを直交クランプで固定した根枷(ねかせ)を取付しています

根入れ深さは、電柱等の根入れ深さにならい全長の1/6にしていますので4本とも約50cm埋め込んでます
地中の施工状況

コンクリートの乾くのを待って45mm角の垂木を垂木留めクランプで取り付けました
垂木取付完了

ガルバニウム波板(9尺)を5枚取付し、屋根が完成しました
屋根材取付完了

垂木、波板等の取付状況です
垂木、波板等の取付状況
東西の面の上部にだけポリカ波板の壁を取付して車庫の完成です

(主な使用材料)
◇単管パイプ(Φ48.6mm)3m×6本、同2.5m×4本
◇ガルバニウム波板9尺×5枚
◇ポリカ波板7尺×4枚
◇45mm角米松3m×5本
◇2×4材10フィート×3本
◇2×4材8フィート×2本
◇直交クランプ、垂木留めクランプ等

材料費に約4万円はかかりましたが、工費はもちろんタダですので締めて約4万円で車庫ができました。DIYバンザ〜イですねっ
壁取付完了
(平成21年12月7日破風取付)

屋根波板の両サイドに赤松の貫材で破風を取り付けたので、少し見栄えがよくなりました・・・と、思い込んでます

破風にはガーデン用透明ステイン(防虫防腐剤)を塗布してます
破風の取付

改めまして完成画像です
これで当分いじることはないと思います・・・たぶん







               (平成21年12月7日現在の画像)
最終完成画像

トラクターの荷台
愛機のトラクターに肥料等を載せる荷台のご紹介です

ちょっとした物を運びたい時だけ使うものなので、杉、松の荒材をビスだけで組んだ極簡単なものですが、耕運が仕事のトラクターで少量なら荷物を運ぶことができるようになりました

(概寸)
W:75cm   D:42cm(挿入部を除く)   H:30cm

                     平成22年11月13日作製


(参考)
トラクターは、耕運が主目的の農機のため、物を載せる部分はありません。このため、肥料、堆肥等は一旦軽トラで畑に運んだ後、トラクターに乗り換え、再度畑に行く必要がありました。そこで画像のような荷台を作製することにしたものです


(余談)
一般的なものとは形状の全く異なる跡消しカバー(スライド式)が、左下に付いてますが、これも以前自作したものです
完成したトラクターの荷台


荷台の全景です。軽量化をねらいとして、板の間隔をあえて広く開けています
荷台全景

荷台の後面です

椅子の座面に当る部分に背もたれ状のものを設けています。また、2本の棒状の材も・・・・・これらはなぜ必要なのでしょうか?

理由は、すぐにおわかりいただけます
荷台の後面

矢印の部分は、本来、尾輪取付用の金具を取り付ける部位ですが、私は尾輪を使用しないため、この穴を利用することにしました

そうです・・・・・ここに先程の棒状の材を挿入することにより荷台を固定します。これにより、荷台の付け外しも容易に行えます
尾輪取り付け金具取り付け用穴

画像は、棒状の材を先程の穴に挿入しようとしているところです

穴の径がφ44mmだったので、棒状の材は、松の荒材(35mm角)の角をボーズ面ビットで落とすとともに、挿入しやすいように先端から約10cmの部分は、かんなで少し細くしています
荷台挿入直前の状況

挿入途中の状況です
荷台を挿入しているところ

そのまま奥まで押し込み、荷台の取り付け完了です
めちゃめちゃゆっくりやっても10秒と、かかりません

穴に挿入している部分の長さは、約22cmです
荷台の挿入が終わった状況

堆肥1袋を載せた状況です。積み下ろしはこの状態で行います

ちなみに私が腰掛けてもビクともしなかったので、後2袋、計3袋(約60kg)は載せることができます



(参考)
使わないので外して保存している尾輪と、同取付金具の総重量は、30kg以下?だと思うので、荷台に載せるものも本当はそれ以下で使用することが望ましいと考えています

尾輪上げ下げ用ハンドルを回せば座面の角度も変えられます
荷台に荷物を載せた状況

走行時は、当然ロータリーを上げますので、画像のような状態になります。背もたれが必要な理由もこれでおわかりいただけましたでしょっ!

荷物は、ゴムロープ等で荷台に固定しますが、荷台そのものは、走行時こんな角度になるため、抜ける恐れはまずないのでボルト等での固定はしません

耕運作業時には荷台があると支障をきたすことがあるため、とにかくすぐに外せないと、あまり意味がないんです・・・・・で、こんな構造にしています
ロータリーを上げた状況

結構荷重のかかる背もたれ部分は、相欠き継ぎとし、金具で補強しています
背もたれの固定状況
早速、実際に使ってみました

荷台に肥料、堆肥各20kgを1袋ずつ積載し、約400m離れた畑に運搬→肥料等を下ろし→荷台を取り外し→耕運等と、一連の作業に使ってみたところ、めちゃ使い勝手がよかったので、全体を軽くサンディングのうえカラースプレーによる塗装を施しました

これで違和感も少し緩和されるのではと思ってますが??



                     平成22年11月19日塗装
荷台塗装後の状況


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