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木工作品その7

ミニテーブル

画像は、完成したミニテーブルです

ミニテーブルと名付けていますが、 ベッドの横に置いて使用する予定なので、本当はベッドサイドテーブルなのですが、 名前だけミニテーブルに変えてみました(笑)

これは、田舎に置いてある自作ベッドに使用する予定です



天板サイズ W:450 D:300 H:500mm



                平成19年5月2日製作
完成したミニテーブル
(製作過程)

狭いながらも田舎と大阪の両方にマイホームがあるので、
ベッドも私と妻のものだけで4台あり、 ベッドサイドテーブルも4台必要なため、3台目のテーブルを製作することにしたものです

画像は、SPF材を丸のこで挽き割り、躯体の荒木取りが終わった状況です。 左が幕板の部材(1×4材を80mmに挽き割ったもの)、右が脚部に用いる部材(2×4材の半割り)です
荒木取りが完了した状況

今回は、脚部(一面だけですが)を斜めにカットすることにしたため、丸のこで大まかにカットした後、手かんなで 仕上げている状況です

地面に置いた低いうま台でのかんな掛けは、足腰が痛くて大変ですが、 SPFですのでサクサク削ることができました
脚部のかんな掛け

かんな掛けの後、人間サンダーでサンディングし、ようやく全ての部材の加工が終わった状況です。右下は火打ち材ですが、これも丸のこで カットしました
部材の加工完了

今回の接ぎ手はダボにしましたが、墨付けは、 画像のように自作の鉛筆罫引をフル活用したので簡単にできました
鉛筆罫引による墨入れ

ボンド付けによる本組中の状況です。これまで、こういったものの圧着には、ベルトクランプを 用いていたのですが、自宅には持ち帰っていないため、今回初めてゴムロープを用いてみたところ、 具合良かったので今後多用するかも?

各コーナーにはダンボールを当て、ゴムロープを三重巻きにしています
ボンド付けによる圧着中

上図の状態で約1時間置いてから、火打ち材をボンド+ビスにより取り付けした状況です
火打ち材の取り付け状況

天板には、今回も手っ取り早いパイン集成材の18mm厚を用いることにしました

最近お気に入りの、サンドペーパーだけによる軽い面取りを行い、躯体の完成した状況ですが、 天板はただ乗せているだけなので、塗装完了後、火打ち材および幕板下部からビスにより固定します



                平成19年4月28日躯体完成
完成した躯体の状況

躯体完成から4日目、ようやく塗装に取り掛かりました

今回は、塗料に初めて着色ステイン(パイン色)を用いてみましたが、本来なら 1回塗りでいいはずのステインなのに、水引きしたのと全く同様の状況( 木目が浮き上がる)になったためサンディング後、2回目を塗りました

画像は、着色剤のステインを2回塗り終えた状況です
着色剤を2回塗り終えた状況

塗装に用いた着色剤の水性ステイン(パイン)右と、水性ニス(クリア)左ですが、どちらも今回初めて使うので、 一番小さいサイズにしてみました

塗りやすくて乾燥時間も早いので、塗装の苦手な私には
合っているかも?
塗装に用いた塗料

着色ステインの乾燥後、ニスも塗り終え、天板を固定してミニテーブルの完成です

今回も簡単木工でしたが、 出来映えはさておき、実用性だけは高いものが出来上がったと思っています
塗装が完了し、完成した状況
ミニTV台

画像は、完成したミニTV台を設置した状況です

テレビをのせるのでこんな名前を付けていますが、実態は
なんの変哲もない単なる小さな台とわかり、がっかりされ
ましたでしょ?(笑)

でも一応天板のサイズを、ベッド脇に置く14インチの小さい
テレビに合わせるとともに、高さはベッドに合わせています
ので、やっぱりTV台ですよね?



天板サイズ W:360 D:300 H:400mm




                   平成20年1月15日製作
完成したミニTV台を設置した状況
(製作過程)

加工の終わった躯体の部材12点ですが、昨年作ったミニテーブル(すぐ上で紹介しているもの)と寸法こそ少し違うものの、ほとんど同じ構成です

脚部にはSPF2×4材の半割を、幕板には1×4材を80mm幅に加工したものを用いていますが、火打材のみ手持ちにあった松を用いています

接ぎは、ダボ(Φ8mm)で行うので、既に穴開けも終わり、脚部や幕板の下部は、小さい丸面ビットでの面取りも終わった状況です
ミニTV台の部材加工が終わった状況

画像は、本組のためベルトクランプで圧着中の状況ですが、この状態にする前に、先ず自作クランプを用いて締め上げます

で、胴付きが密着したのを確認すると、自作クランプはすぐに外し、ベルトクランプに変更しました。その方が歪み難いのでは?と、思っているのですが・・・根拠はありません

でも、これまでにも同様のやり方で成功?していますので、今後も用いることでしょう
ミニTV台躯体本組中


約1時間後、火打材をボンド+ビスにより取り付けした状況
です

この状態で翌朝まで置いておきます
火打ち材を取付した状況


並行して、天板に用いる1×4材×4枚を接ぎ合せている
状況です

緑色の部分は、押さえ材にボンドがくっつかないように貼った養生テープです
天板用に1×4材を接ぎ合わせているところ

本組の完了した躯体に、加工の終わった天板を固定し、本体の完成した状況です


前回のミニテーブルは、大阪の自宅で作ったため、作業台も簡易テーブルソーもない環境でしたが、今回は田舎で作りましたので、作業も楽だし腰も全く痛くなりませんでした。やっぱり作業環境は大切ですねっ!
ミニTV台本体完成

画像は、火打材と天板の取付状況ですが、火打材中央に深穴を開け、天板をビス留めしています
火打材および天板の固定状況

それでなくとも苦手な塗装なのに、超くそ寒いこの時期は乾燥も遅く、よけいに面倒なので、本体が完成してから一週間余り塗装作業は見送っていました

ようやく暖かい日が来たので、近くに置いてある古い鏡台
(三面鏡)と同系色の水性ステインで着色し、同じくニスを
塗り完成した状況ですが、やっぱり単なる台が正解かな?
なにはともあれ今年最初の木工作品が完成しました

天板は一旦外し、裏表の塗装完了後、再度取付しました
塗装も終え完成したミニTV台

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